自動巻きとは、腕の振りに合わせて時計内のローターが回転することで、自動的にぜんまいを巻き上げてくれる仕組みです。現代では手巻きよりも自動巻きが主流となっています。ここからは、自動巻き腕時計のメリットやデメリットなどを紹介します。
自動巻き

自動巻きとは、腕の振りに合わせて時計内のローターが回転することで、自動的にぜんまいを巻き上げてくれる仕組みです。現代では手巻きよりも自動巻きが主流となっています。ここからは、自動巻き腕時計のメリットやデメリットなどを紹介します。
自動巻きの機械式時計にはいくつかのメリットがありますが、最も大きなメリットとして挙げられるのが日常的に身に付けておけば、止まる心配はほとんどないという事です。手で巻くのが面倒くさいという方にとって…
腕時計は、ムーブメント(動力)の違いから「機械式」と「クオーツ式」に分類されます。機械式時計はさらに、ゼンマイの巻き方から「手巻き」と「自動巻き」に分けられます。自動巻き時計のデメリットは、分厚く…
機械式時計やクォーツ式などに関係なく、時計を保管する際に注意すべきことは、湿気と直射日光、そして磁気の存在です。時計の細かな部品は金属でできています。一つ一つの部品の長さや重みなどが正確にかみ合っ…
手巻きとは、自分の手でぜんまいを巻き上げて動かす仕組みです。自動巻きと見分けがつかないものがほとんどなので、どんな違いがあるのか分からない方は多いのではないでしょうか。ここからは、自動巻き腕時計のメリットやデメリットなどを紹介します。
機械式時計の手巻き式は18世紀の懐中時計時代から続くという歴史があります。手巻き式の時針と分針、秒針を動かす仕組みは、ゼンマイを巻き上げることから始まります。巻き上げたゼンマイのほどける力は一定間…
手巻き時計の最大のデメリットは何といっても毎日巻くという手間がかかることです。一度ゼンマイを巻き切った場合、おおよそ40時間から50時間でエネルギーが切れると言われています。物によってはより長く使…
時計は精密機器であり、機械式の時計になると細かな部品がたくさん使われています。そのため保管場所を間違えてしまうと、狂いが生じてしまうので注意が必要です。まず温度ですが5℃~35℃くらいの間で制度が安定するように作られているので、この温度の間でかつ温度変化が少ない場所が理想的です。直射日光が当たる場所は高温になるだけでなく、変色や変形する恐れがあるので絶対においてはいけません。湿度が高い場所も避けるべきで、サビの原因や革のバンドを使っているとカビが発生する原因になります。パソコンや携帯電話などの磁気が発生するところも危険で、時計内部の部品に磁気が帯びてしまうと精度が落ちてしまいます。保管をする際は、このような場所を避けることが重要です。
もう使うことがない時計であれば保管場所に動かさずに置いておけばいいですが、使用頻度が数か月に一度のように少ない場合はゼンマイを巻き上げて動かすことが必要です。毎日りゅうずを回さなくてもいいですが、一週間に一度くらいは回して時計を動かすことが大事です。時計がスムーズに動いているのは潤滑油のおかげでもありますが、長期間使わないでいると潤滑油が固着してしまいます。そうなると故障の原因となるので、定期的に動かさなければいけません。長期間使わなくても定期的に動かすことで、不具合があっても早めに見つけることが可能です。使おうと思ったときに動かないなんてことがないように、日ごろからりゅうずを回して動くことを確認しておきましょう。